小規模事業持続化補助金とホームページ制作「ウェブサイト関連費」でどう変わる?
こんにちは。代表のコセキです。
今回はお客様からご相談の多いホームページ作成に使える助成金「小規模事業持続化補助金」についてお話しさせていただきます。
小規模事業持続化補助金(https://r3.jizokukahojokin.info/)は、中小企業の販路開拓を支援する補助金で継続して公募されています。
販路開拓を目的とするため、ホームページ制作やウェブ広告も適用される補助金として活用されてきました。
しかし、第8回の公募(2022.6.3締切分)から、補助対象経費に「ウェブ関連費」という項目が新たに設けられました。
ウェブサイト関連費
販路開拓等を行うためのウェブサイトや ECサイト等の構築、更新、改修、開発、運用をするために要する経費
※小規模事業持続化補助金公募要領より
ポイント
- 補助金交付申請額及び補助金総額の1/4が上限となること
- ウェブサイト関連費のみの申請はできないこと
- ホームページ制作だけでなく、インターネット広告、SEO対策、動画作成、SNSに係る経費、システム開発などが全てウェブ関連費に含まれること
例えば、通常枠は補助上限が50万円ですから、上記経費をすべて含めて12.5万円までしか対象とならないことになります。
うーん。これは、非常に厳しいですね、、、
私見ですが、コロナ関連の助成金でホームページ作成などの申請が非常に多かったということが変更の要因なのではないのかなと考えています。
コロナの影響を受け、インターネットの需要は急速に高まっています。この情勢下でこのような制限を設けることに疑問を感じるところではありますが、次回の公募で一度見直しとなるはずですので、来年以降の公募の際に変化があるか期待したいところです。
しかし、小規模事業持続化補助金がホームページの制作に使えないというわけではありません。現在は、補助上限額が50万円の通常枠の他、賃金引上げ枠・卒業枠・後継者支援枠・創業枠・インボイス枠が設けられており、最大で補助上限額を200万円まで引き上げることができます。
このような枠を上手に活用することができれば、ホームページ作成にも十分使用できる補助金となります。
当社では、小規模事業持続化補助金の活用をご希望のお客様には、行政書士でもある代表の私が活用のためのアドバイス・申請の代行を承っています。
当社で関与した小規模事業持続化補助金が不採択となったことは殆どありません。
次回(第11回)の公募締切2023.2.20です。
11回公募のご相談は2023.1.31まで対応していますので、興味のある方はお気軽にご相談ください。
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