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Adobe Premire Proの最新バージョンで書き出しエラー

こんにちは。フロンエンドエンジニアのコンです。

当社ではホームページに使用する動画やYoutube用動画の簡単な編集も行っております。
動画編集で使用するソフトは、Adobe Premire Proです。
今回はAdobe Premire Proでホームページ用に書き出そうとしてつまづいたからみんな気を付けてね・・というお話です。

Adobe Premire Proでいつも通りの手順で書き出したMP４動画をクリックしても再生されないという現象が起こりました。

こんな表示が出ています。

再生ソフトの不具合を疑い他の動画を再生してみるも、ほかの動画はきちんと再生されます。
よくよく見ると、フォルダに表示されるサムネイルの表示がおかしい。

正常だったら動画のサムネイルが表示されますしね。

「助けて、Googleせんせー！」

Google先生の仕事早いです。秒殺です。
Google先生の結論は、Premire Proの最新バージョンのバグじゃね？
ってことでした。まじですか。

実はこの日はボスに最近新調してもらったピッカピカのテレワーク用PCで作業していて、このＰＣではまだ動画編集を行っていなかったので作業直前に最新バージョンのPremire Proをインストールしました。

とりあえず、書き出しに問題のないオフィスのＰＣにバージョンを合わせるのが一番早そう。
オフィスにいるスタッフさんに事務所PCのPremireProバージョンを見てもらうと、v22.6.2でした。
テレワーク用PCに入れたPremireのバージョン（2023.2現段階で最新）がv23.2だから、ダウングレード確定。ちーーーん。

当社ではAdobe Creative Cloudを使用しているのでダウングレードは割と簡単に行えます。

• Adobeアプリのアンインストール方法
• Adobeアプリの古いバージョンのインストール方法
• Abobe Premire Proのプロジェクトをダウングレードする方法
• Adobe Premire Pro動画書き出し方法
• 書き出し時にエラーが起きたときにすること
• 書き出し時の「エンコーディング」「デコーディング」を有効にする
• 書き出し時のレンダラーを変える

Adobeアプリのアンインストール方法

まずはインストールしたPremireをアンインストールしましょう。

Windows11では、「Shift」を押しながら「Windowsボタンを右クリック」→「インストールされているアプリ」

アンインストールしたいアプリの右の「・・・」をクリック→「アンインストール」でOKです。

しかし、ダウングレードした後、別のバージョンをインストールし直すのだったら＊次の手順で一気にやっちゃったほうが楽です。（Adobeアプリの場合）

Adobeアプリの古いバージョンのインストール方法

バグの起こった最新バージョンのAdobeアプリをアンインストールしたら、Adobe Creative Cloudを開きます。

インストールしたいアプリの「インストール」の右にある「・・・」をクリック→「ほかのバージョン」
（この下に「アンインストール」があるので、ここからアンインストールを行うことも可能）

インストールしたいバージョンをクリックしてインストールします。

これで無事にダウングレードできました。
さぁ、Premireのプロジェクトを開いて書き出し直そう。
あれ、プロジェクトが開けません。涙

Adobe IllutratorやPhotoshopだと保存する際に保存するバージョンを選べますが、Premire Proは保存するプロジェクトのバージョンを選べません。
ということで、Premire Proで保存したファイル（.prprojの拡張子のもの）をダウングレードすることが必要です。

Abobe Premire Proのプロジェクトをダウングレードする方法

「PREMIERE PROJECT DOWNGRADER」にアクセスします。

「ファイルを選択」からPremire Proプロジェクトを選択し、「Convert」をクリックするだけ！
こういうサイトを作ってくれる人ってほんと神ですよね。ありがとうございます。

これでやっと動画の書き出しのやり直しが可能になりました。長かったなぁ。。

Adobe Premire Pro動画書き出し方法

必ず、書き出したいシーケンスを選択した状態で、「ファイル」→「書き出し」→「メディア」を選択

ファイル名、保存する場所を指定し、プリセットは私は結構「Match Source – Adaptive Low Bitrate」にします。

長い動画でファイルを圧縮したい場合は、「形式」の下の「基本ビデオ設定」の中の「ビットレート設定」の「ターゲットビットレート」を低くすればファイルは軽くなります。
が、書き出し時間があり得ないぐらいかかっちゃいます。

書き出しを行っていると何やらエラーメッセージが。また？泣いてもいいですか・・

書き出し時にエラーが起きたときにすること

書き出し時の「エンコーディング」「デコーディング」を有効にする

すみません、エラー画面のスクショもとってないし内容もはっきり思い出せませんが、、エンコーディングがどうこう騒いでるときは、「編集」→「環境設定」→「メディア」を開きます。

「環境設定」の画面が出てくるので、「H.264/HEVCハードウェアによる高速処理デコーディング（再起動が必要）」「H.264/HEVCハードウェアによる高速処理デコーディング（再起動が必要）」の２項目にチェックを入れて、「OK」をクリックします。

Premireを再起動してファイルを書き出します。

書き出し時のレンダラーを変える

すみません、エラー画面のスクショもとってないし内容もはっきり思い出せませんが、、レンダラーがどうこう騒いでるときは、「ファイル」→「プロジェクト設定」→「一般」を開きます。

「ビデオレンダリングおよび再生」の「レンダラー」の項目のところで使用していない処理の方を選択し、書き出してください。（私はこれで無事に書き出し成功しました）

動画の書き出しでこんなに時間ロスするとは思わなかった・・
今回はダウングレードとPremirePro内での設定で回避しましたが、ダウングレードしたままではこの先まずいと思いますので折を見てアップグレードしてみようと思います。